TWSNMP

25年以上の歴史を持つ、軽量・高機能な国産ネットワーク管理ツール

25+

年以上の開発と運用の歴史

旧版は今なお月間1,500件の新規利用があるほどの信頼性

TWSNMPは、SNMP監視を核としながら、現代のニーズに応えるために進化を続けるツールです。デスクトップアプリの直感性と、コンテナ環境の柔軟性を両立させる独自のデュアルアプローチにより、小規模ネットワークから開発環境まで、幅広いシーンでその真価を発揮します。

進化の軌跡:TWSNMPの歴史

〜2011年

旧版 TWSNMP Ver.4.x

Windows向けGUIツールとして多くのユーザーに支持される

2019年

Go言語による「復刻版」開発開始

旧版の資産を活かしつつ、モダンな技術基盤で再構築

2021年

TWSNMP FC (For Container) 登場

Docker/Webブラウザベースのサーバー型アーキテクチャ

2023年

TWSNMP FK (For Kiosk) 登場

旧版の操作感を継承した「真の後継」デスクトップアプリ

機能の核心:基本から最先端まで

中核となる監視機能

  • 自動発見: ARPテーブル監視により未知のノードも検出
  • 死活監視: Ping, SNMP, TCPポーリングによる継続的な監視
  • 可視化: ネットワークマップ、時系列グラフで直感的に状況を把握
  • 通知機能: 障害発生時にメールやプログラム起動で迅速に通知

進化する高度な機能

  • フロー分析: NetFlow/sFlow対応で通信内容を詳細に可視化
  • 構成図自動生成: LLDPにより物理接続を検出し、正確なマップを作成
  • AI分析: 機械学習によるネットワーク異常検知アシスト
  • 次世代プロトコル: gNMI/OpenTelemetry対応で将来の拡張性も確保

デュアル戦略:FK vs FC バージョン比較

TWSNMPは、利用シーンに合わせて最適なアーキテクチャを選択できます。ブラウザ不要で手軽な「FK」と、サーバーベースで柔軟な「FC」の違いを比較します。

アーキテクチャの選択フロー

スタート:あなたのニーズは?

ネットワーク監視の目的を明確にします。

Q. 旧版のようなデスクトップでの手軽な操作性を求めるか?

常に監視画面を表示しておきたい、ブラウザを開くのが手間、といったニーズ。

YES → TWSNMP FK (For Kiosk)

ブラウザ不要のデスクトップアプリ。旧版の直感的な操作感を継承し、キオスク端末での常時表示などに最適です。

NO → TWSNMP FC (For Container)

サーバーとして動作し、Webブラウザ経由でどこからでもアクセス可能。Docker環境での運用に最適化されています。

市場でのポジショニング

TWSNMPは、ZabbixやPrometheusのような大規模統合監視ツールとは異なるニッチな領域で強みを発揮します。「超軽量」と「導入の容易さ」が最大の武器です。

TWSNMPの強みと考慮点

強み (Strengths)

  • 超軽量: 低リソースで動作し、導入が非常に容易。
  • 日本語親和性: 国産ならではのGUIとドキュメントで安心。
  • デュアルアーキテクチャ: デスクトップ版(FK)とサーバー版(FC)を選択可能。
  • 先進性: AI、gNMIなど最新技術を積極的に採用。
  • コストフリー: Apache 2.0ライセンスで商用利用も無料。

考慮点 (Weaknesses)

  • 公式サポートなし: 保守契約やSLAは提供されず、自己解決が基本。
  • 開発リソース: 主に個人開発のため、長期的な持続性に懸念の可能性。
  • ニッチ市場: 大規模・ミッションクリティカルな環境には不向き。